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滋賀県内でも感染経路不明の患者が出始めています。皆さまも様々な情報がとびかい不安であると認識しております。最近は、当院以外でのかかりつけ医を持つ方が発熱や感冒症状での診療を断わられ、対応に困って当院を受診される方が増えております。当院は、他院で診療を断られた方にも適切な検査・相談センターへの橋渡しを行いますが、医療スタッフの安全も同時に守るため、当院では感染症対策として以下の方法をとっていますので、今一度ご確認ください。
・風邪の症状や37.5℃以上の発熱が4日以上続いている(解熱剤を飲み続けなければならない方も同様です)
・強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある方
・高齢者や糖尿病、心不全、呼吸器疾患等の基礎疾患がある方は上記の状態が2日程度続く場合
上記に当てはまる方や、コロナウイルス感染症であった方と接触の可能性がある方、東京や大阪への勤務・来訪がある方、不特定多数と接触する職業の方は必ず当院を受診する前に帰国者・接触者相談センターにご相談ください。
相談の結果当院を受診する場合は、必ずマスクを着用するほか、手洗いや咳エチケットの徹底をお願いいたします。
また、できるだけ発熱のない付き添いの方が受付をし、患者さんは車での待機をお願いいたします。
一人でお越しの方や、自家用車で来院されていない方は電話にてご相談ください。
受付から会計まで、他の患者さまと接触がないように配慮していますのでご協力をお願いいたします。
職員全員のマスク常時着用、院内の消毒の徹底、院内各所に手指消毒液の設置、常時換気を行っていますので、かかりつけの患者さまも安心してお越しください。
持病のない方における風邪症状(咳、痰、鼻汁、頭痛、下痢、味覚・嗅覚障害)の場合、軽症であれば慎重に自宅で様子を見ることも可能で、急いで受診せずとも悪化せず、自然に治ることも十分考えられます。
ただしコロナウイルスに感染している可能性を否定することは難しいため、異常を自覚してから2週間は不要不急の外出を控え、マスクによる咳エチケット、手洗いの励行をお願いします。
現段階ではクリニックにおけるコロナウイルスの検査はできませんし、かといって陰性を否定することもできません。受診された方は必要に応じて採血や胸部X線写真等行いますが、感染防御を十分に行って対応するため、院内トリアージ加算の対象となりますのでよろしくお願いいたします。
当院は、他院で診療を断られた方に対しても可能な限り対応しておりますが、患者さんが集中しているのが現状です。車での待機等に納得いただけないことやコロナウイルス感染症の可能性を考慮して対応することに対してお叱りをうけること、その他こちらからのお願いを聞いていただけないこともあり、スタッフも苦慮しております。また勤め先からコロナウイルス感染症でないことの診断書記載依頼など、現状当院では困難と考えられる要望も寄せられています。今後も地域の皆様のために適切な診療を続けていくためには、医療スタッフの健康管理だけでなく、心理的負担の軽減も大事であると考えていますので、ご協力をお願いいたします。