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睡眠時無呼吸検査について②

こんにちは、いがらしクリニックです。昨年10月に睡眠時無呼吸症候群(SAS:Sleep Apnea Syndrome, サスと読みます)検査について書きましたが、問い合わせが増えていますので、当院での検査概要をお話しします。前回お話ししましたように、SASは睡眠中に何回も呼吸がとまったり酸素飽和度(酸素の体への取り込み)が低下したりしてぐっすり寝られない状態が続くことで、様々なトラブルを引き起こします。SASを疑う症状としては、大きないびきやベッドパートナーからの呼吸停止の指摘、頭痛、日中の強い眠気などがあります。特に高血圧との関連も高く、交通事故のリスクは7倍程度あるとされています。

検査の方法ですが、まず当院に来院いただき説明をうけていただきます。眠気の程度のチェック(ESS:エプワース眠気スケール)を行い、合併症の把握や追加検査の必要性を検討します。ESSの結果も参考に、自宅での2日間の睡眠時に簡易検査を行います。機器の装着指導を当院で受けていただき(指先の酸素モニターの装着、鼻のモニターチューブ装着、ベルトで小さな機械を胸に装着)、そして機器を持ち帰っていただきます。基本的には寝る前に装着してあとはスイッチを押すだけです。翌朝は機械を外すだけでOKで、2日目にも同じことを行っていただきます(電池は2日間以上もつようになっていますので電池交換はしないでください。外すとそれまでの記録が消えてしまうことがあります)。

結果は機器返却の時に説明しますし、別の日に改めて予約いただいてもかまいません。ESSと簡易検査の結果を説明し、軽症の場合は歯科の先生にマウスピースの作成を依頼したり、運動食事療法での減量や生活習慣病の改善を期待したり、若い方で扁桃腫大がある方は耳鼻科へ紹介して手術の適応を尋ねる場合もあります。中等症以上の方は、睡眠専門機関に精密検査(おおよそ一泊入院のことが多いです)を依頼します。守山近隣では滋賀県立総合病院や草津ハートセンターへの紹介を行うことになります。精密検査で無呼吸低呼吸回数(AHIと略します)が20回以上ある方や、簡易検査で40回以上ある方は鼻にマスクをつけて空気を送り込み、一定の圧力をかけながら睡眠の補助ができるCPAP(持続式陽圧呼吸法)を導入することになります。月に1回は定期受診をうけていただき、圧力や加湿の調整、無呼吸低呼吸回数の経過をチェックいたします。毎晩の睡眠データは当院に自動で配信できるシステムにしておりますので、保険証と診察券だけお持ちいただければ結構です。CPAPを契機に体調が改善し、さらに食事や運動療法に取り組むことで、CPAP自体をやめることも十分可能と考えられます。

簡易検査の費用は保険診療で2700円程度で可能ですし、CPAP療法の費用は月に約4050円程度です。*すべて保険診療となり、別途通常の初診料や再診料等がかかります。

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